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大事故に直結、高速道路の逆走車 安全運転で危険を回避 (1/2ページ)
高速道路で進行方向とは逆に進む「逆走」がなくならない。高速道路各社などは看板を立てるなどして防止策を講じてはいるものの、大幅な削減にはつながっていない。大型連休中、高速道路を使う人も多いだろう。せっかくの行楽も逆走車に出合えば一転、大きな事故につながる危険がある。高速道路で逆走車に遭遇したら、どう対処すればいいのだろうか。(森本昌彦)
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≪過半数は高齢者≫
高速道路3社(東日本、中日本、西日本)によると、平成20年に各社に寄せられた逆走車の通報件数は871件。19年の922件、18年の925件と比べてそれほど減っていない。
警察庁の統計では、逆走に伴う人身事故が、20年は15件(うち死亡1件)で前年の半分以下となったものの、21年は3月末までに5件(同2件)発生しており、20年を上回るペースとなっている。このうち20年の人身事故では、逆走車の運転者は65歳以上の高齢者が53・3%を占める。逆走理由としては、道を間違ったことが40%で最も多く、認知症の疑いがあるケースは33・3%だった。
また、20年の人身事故15件のうち、逆走を始めた場所のトップはインターチェンジとジャンクションで計11件。サービスエリアとパーキングエリアで計1件、本線も1件で、2件は不明だった。
≪空間認識力の低下≫
逆走事故を引き起こす運転者に高齢者が多い理由について、帝塚山大学教授の蓮花一己(れんげ・かずみ)さん(55)=交通心理学=は「若いころに高速道路がなく、そもそも高速での走行に慣れていないほか、加齢で空間認識力が低下したり、注意力が落ちて必要な情報を見落としがちになったりしていることが考えられる」と話す。
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