ニュース: 生活 RSS feed
NTTドコモ「mova」 国策…3年後に終了 あなたの携帯、大丈夫? (1/2ページ)
NTTドコモが、第2世代携帯電話「mova(ムーバ)」のサービスを平成24年3月に終了する。その後も携帯電話を使用するためには、同社の第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」に移行するか、ほかの携帯電話会社のサービスを利用しなければならない。今使っている携帯端末がムーバかどうか、もう一度確認したい。(森本昌彦)
◆不都合なケースも
「本当にやめるのか」
「本当に使えなくなるのか」
NTTドコモが今年1月にサービス終了を正式発表した後、同社にはこうした問い合わせが多く寄せられた。一部には「携帯電話会社の都合だろう」「勝手にやめるな」との声もあった。
実際、サービスの打ち切りにより、利用者に不都合なケースも少なからずある。例えば、自動車メーカーが用意している運転中のハンズフリー機能。発着信に使う専用機器をフォーマ用に買い替えなければならなかったり、外部オペレーターが目的地までの道案内をカーナビゲーションにダウンロードしてくれる契約サービスを使えなくなったりする利用者も出てくる。
これに対し、ドコモは、車での使用時の不都合などについては「他社が提供するムーバを使ったサービスについては影響を把握していない」(広報部)という。
一方で、「フォーマの通話エリアはムーバと同等以上に拡大している。ムーバに付帯している各種サービスについては、フォーマに移っても補完できる用意をしている」と携帯端末そのもののサービスに不都合はないことを強調する。
◆666万人が契約中
サービスの終了は、いわば国策だ。周波数を割り当てている総務省は、ムーバなど第2世代の携帯電話が使用する周波数帯を再編することを決定。この周波数帯は細切れに使用されて有効活用されていない。第2世代の台数減少もあり、撤退させることで周波数帯をまとめ、効率的に利用しようというわけだ。ムーバの周波数帯の使用期限は24年7月に切れる。
ムーバの契約数は昨年末現在で約666万件。ピーク時(平成15年8月)の約4440万件の2割近くに減ったものの、まだかなりの人が利用している。
ドコモ販売部営業戦略担当部長、高本寛さん(44)は「通話エリアの広さの問題で『ムーバじゃないと使えないのでは』との誤解や、携帯電話をあまり使わない人には、自分がムーバとフォーマのどちらを使っているのか分からない人もいる」と話す。

