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スローフード 高まる関心 10月には国際規模のイベント開催 (1/2ページ)

2009.3.29 09:22
イタリア料理店「リストランテ・ダ・ニーノ」のアントニーノ・レンティーニさん(左から2人目)を講師に開かれたスローフードのワークショップイタリア料理店「リストランテ・ダ・ニーノ」のアントニーノ・レンティーニさん(左から2人目)を講師に開かれたスローフードのワークショップ

 イタリアで1986年に始まり、世界的に広がっているスローフード。日本でも最近、食の安全につながるとして、手間ひまかけた食材や郷土料理に関心が高まっている。10月には、日本で初めてとなる国際規模のイベント「スローフードニッポン2009」が開催され、日本の各地に根付く食文化が紹介される。(猪谷千香)

 ◆昔ながらのおいしい物

 東京・新宿で今月15日に開かれたスローフードのワークショップ。東京・南青山の人気イタリア料理店「リストランテ・ダ・ニーノ」のシェフ、アントニーノ・レンティーニさんを講師に、参加者30人がシチリア料理に挑戦した。

 スローフードでは地域の食材が重視される。この日は三重県・伊勢湾のアサリなどがそろえられた。「伊勢湾では機械ではなく、鋤簾(じょれん)という道具による手掘りの漁法で採られてます。そうすることで、貝に傷をつけずに良い状態で出荷できる」。アサリを提供した荒木海産(三重県伊勢市)の荒木平社長が説明すると、「手で掘られているなんて知らなかった。大事に食べないと」と参加者の女性(34)は驚いた様子だった。

 また、他の食材である東京都・伊豆諸島のメダイや、北海道産のジャガイモ「マチルダ」などについても参加者は説明を受けた。

 この日のメニューは「魚介のギオッタ」と「ブロッコリーとアンチョビのシチリアパスタ」。レンティーニさんが「伝統的なイタリア料理をそのまま作りたい」と故郷のレシピを用意した。完成した料理を食べた女性(46)は「おいしいです。お料理が好きで、昔ながらのおいしいものが食べられなくなってしまわないようにしたい」とスローフードに関心を寄せていた。

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イタリア料理店「リストランテ・ダ・ニーノ」のアントニーノ・レンティーニさん(左から2人目)を講師に開かれたスローフードのワークショップ
シチリアの伝統料理の一つ「魚介のギオッタ」
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