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【ふるさと便り】サクラ散るまで「桜魚」展示 鳥取
近づいてきた桜前線を歓迎して、鳥取市賀露町西の県立とっとり賀露かにっこ館で、「桜魚」が展示されている。桜魚という名称は魚の種類ではなく、一般的にアユの稚魚やワカサギを指す通称。サクラが咲くころに獲れることから、そう呼ばれる。今回展示されているのは体長6センチほどの稚アユ約50匹で、葉桜に変わる4月下旬ごろまで公開される。
アユは、秋ごろに川で孵化(ふか)し、そのまま海に出て育つが、春には体長7〜8センチほどに成長して生まれた川に戻る。同館によると、この時期はまだ海にいるため、自然の状態で見る機会は少ない。今は銀色の体色も、川に戻ると段々灰色に変わっていくという。
展示は、企画展「春爛漫(はるらんまん)!フラワーパーク!?かにっこ館」の一環。このほか「スミレナガハナダイ」など植物にちなんだ名前を持つ17種類の魚も公開している。同館は「珍しい魚たちで春を感じてもらえれば」と話している。
同館の桜魚は、県栽培漁業協会が昨年11月から育成した稚魚。展示を終えた後は、「同期」の約20万匹とともに、県中部を流れる天神川に放流される。
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