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【鉄道ファン必見】老朽気動車が復活!広島・山口で観光客増に一役 (1/2ページ)

2009.1.10 08:00
このニュースのトピックス
海岸沿いを力走するキハ47系の「瀬戸内マリンビュー」。飾られた浮き輪とオールがポイントだ=広島県三原市 海岸沿いを力走するキハ47系の「瀬戸内マリンビュー」。飾られた浮き輪とオールがポイントだ=広島県三原市 

 JRの旧型ディーゼル車が観光列車として生まれ変わり、乗降客の減少に悩む中国地方のローカル線の利用促進と観光振興に奮闘している。沿線自治体が費用負担して車両を改造し、JR西日本が観光客向け指定席と地域住民向け自由席車両の2両で運行。車内での観光ガイドなどもあって評判は上々だ。

 広島県内の呉線で運行されている「瀬戸内マリンビュー」(三原−呉、広島)、山口県内の山陰線を走る「みすゞ潮彩」(新下関−仙崎)の2列車。

 マリンビューの車両は国鉄時代の昭和53、57年に製造されたディーゼル車「キハ47系」。全国のローカル線で運用されている車両だが、JR西では比較的古くなってきた車両を活用しようと呉線内の沿線自治体4市でつくる利用促進委員会に、観光列車として全面リニューアルすることを提案。呉線の増便を目指している自治体側の思惑と一致、各市が費用計約7500万円を負担して、車両の全面改造を行った。

 青と白の車両の先頭にはオールと浮輪を飾って船をイメージ。観光客向け車両は、美しい瀬戸内海の景観が楽しめるように車窓を大きく取り、ソファシートやテーブルを備えるのが特徴だ。沿線の大和ミュージアム(呉市)などの人気にも押され、平成17年秋のデビュー以来、観光用車両の乗車率は約80%と高水準だ。

 一方、19年夏に運行を始めた「みすゞ潮彩」は、女性らに人気が出ている童謡詩人、金子みすゞの出身地である山口県長門市と下関市が、昭和54、56年に作られた同じキハ47系を、改造費用約8000万円を負担してリニューアルした。

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海岸沿いを力走するキハ47系の「瀬戸内マリンビュー」。飾られた浮き輪とオールがポイントだ=広島県三原市 
瀬戸内マリンビュー指定席車内。瀬戸内海の眺めを楽しめるようにと、窓を大きく改造している=広島県三原市、三原駅
瀬戸内マリンビューは瀬戸内の風光明媚な海岸線を走る=広島県三原市 
瀬戸内マリンビュー指定席車内。海がよく見えるようにと、座席配置にも工夫が施されている=広島県三原市、三原駅
風光明媚な瀬戸内海沿いを走る「瀬戸内マリンビュー」=広島県三原市、呉線
三原駅で出発を待つ瀬戸内マリンビュー=広島県三原市
瀬戸内マリンビュー自由席車内。座席などは指定席と大きく異なるが、それでも眺めは十分楽しめる。夕方などには大勢の乗客でにぎわい、地域の大切な足としての顔もみせる=広島県三原市、三原駅
みすゞ潮彩=山口県下関市豊浦町の山陰線小串−湯玉間(JR西日本広島支社提供)
瀬戸内マリンビュー指定席車内。海を連想させる飾りが車内に彩りを添える=広島県三原市、三原駅

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