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【鉄道ファン必見】新幹線の東京〜大宮間、5路線集まる“大動脈” トラブル対策の処方箋は… (1/2ページ)
東京都北区の東京新幹線車両センターの運行システムにトラブルが発生し、4時間にわたり運転を見合わせた。JR田端駅〜西日暮里駅間で停車した新幹線から下車し線路を歩く乗客ら=9月28日午前(共同通信社ヘリから)「大宮〜東京間は新幹線の最重要区間」。東北、上越、長野、山形、秋田の5新幹線が集中する約30キロは首都圏と地方をつなぐ“大動脈”だ。この区間でトラブルが起きれば、950キロ(ミニ新幹線区間を含まず)を超すJR東日本の新幹線全線に影響が出てしまう。なぜ首都圏で起きたトラブルでも、山形新幹線や秋田新幹線まで運転を見合わせることになってしまうのか。“動脈硬化”の原因を探った。
JR東日本の新幹線は、東京駅始発の東北、長野、上越新幹線が大宮駅で仙台、長野・新潟方面に分岐。東北新幹線に連結している山形、秋田新幹線は福島駅、盛岡駅で分離する。
この複雑に絡むルートの影響で、直線上の運行形態を持つ東海道・山陽新幹線と比べ、合流部の調整が難しいとされる。
200系、400系、E1〜4系の6車種を運用しているが、在来線規格のミニ新幹線から通勤で活躍するオール2階建て車両までサイズや編成、座席数はさまざま。長野新幹線のE2系0番台は急坂や電源周波数の切り替えに対応しているため代替が利かない。
JR東日本運輸車両部の担当者は「16両編成が必要なのに8両編成を持ってくれば混乱に拍車をかける。ミニ新幹線が連結していたりと、ダイヤが乱れると入って来た車両をそのまま次に充てることは難しくなる」と話す。
さらにホームが2本の東京駅の折り返し能力は4分間隔程度が精いっぱいで、通常でもその能力の限界に近い運用を実施している。大宮〜東京駅間を複々線にしたり、旧国鉄が計画したように新宿にターミナル駅を造り車両を分散させることで、運用に余裕を持たせることが早期復旧の抜本策となるが、膨大なコストを考えると現実的な話ではない。
恒常的に“動脈”を広げたり、送り込む“血液”を減らすといった“大手術”ができない以上、トラブル発生時は運休という“対処療法”以外に手段がなくなるわけだ。








