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「近江町市場」再開発ビルで営業開始 金沢
290年近い歴史があり、金沢市観光の人気スポットとして知られる「近江町市場」の玄関口に、地上5階、地下1階建ての再開発ビル「近江町いちば館」が建設され、7日にオープンする。これまで市場は日曜を休業日にしていたが、ビル開業に合わせ、日曜営業も始める。
同市場は加賀・前田藩の御膳所として享保6(1721)年に城下町各地の市場が集められたのが始まりとされる。現在も鮮魚、青果店などが並び“市民の台所”としてだけでなく、大勢の観光客も訪れる。しかし、最近は郊外に転出する住民が増えて地元の買い物客が減る傾向にあるほか、戦後すぐに建てられた市場北西側の木造2階建ての店舗約70店(約5000平方メートル)の老朽化が課題になっていた。
再開発ビル1階には既存の約50店が入り、2階に新たに飲食店が誘致されたほか、3階以上は駐車場など。地下にはスーパーが入った。
ビル化によって市場らしい買い物客と店員との値段の掛け合いがなくなることを惜しむ声もあったため、1階は対面販売スタイルを残した。7日は仮オープンで約40店が営業を始め、全館オープンは来年4月の予定。
再開発組合理事長で、青果店を営む小畑四郎さん(83)は「普段着で行ける現在の空間を大切にしながら、日曜営業も始め、にぎわいにつなげたい」と話している。
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