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【ふるさと便り】芸術と歴史をつなぐ白山公園 新潟
新潟市の顔と称される白山(はくさん)公園には新旧2つの表情がある。
平成19年に本州の日本海側で初めて政令指定都市となった現代の新潟市の顔が「りゅーとぴあ」(新潟市民芸術文化会館)のある信濃川沿いの南側。1873(明治6)年の太政官布告によって国内で初めて開設された25カ所の都市公園の1つだった歴史的な風情を伝えているのが、白山神社に隣接した北側。
「りゅーとぴあ」は平成10年にオープンした。ガラスの外観、上から見ると卵のようなデザインは文字通り現代的だ。2000人収容のコンサートホールはサントリーホール(東京)と同じアリーナ型で、11年春に来演した世界的なチェリストのヨーヨー・マがその音響効果を絶賛したことでも知られている。
白山神社に隣接する北側はひょうたん池や蓮池に加え、築山、花木が形作るオランダ風回遊式庭園があり、3月中旬はウメ、4月中旬からはソメイヨシノ、ヤエザクラ、6月はボタン、8月中旬はハス、12月中旬からはサザンカと、四季折々の風情を楽しむことができる。
冬のわずかな晴れ間に外壁のガラスを輝かせる「りゅーとぴあ」を背に、紅葉の名残の樹木のかたわらで襟を立てながら歩く市民たち。視線の先には歴史的な庭園があり、市内一の繁華街の古町界隈に建ち並ぶビル群も遠望することができる。(石田征広)
■白山公園 都市公園百選に選ばれている。周囲に新潟市役所はじめ、旧県議会議事堂の県政記念館、市音楽文化会館、県民会館などがある。「りゅーとぴあ」から道路1本はさんだ信濃川沿いの「やすらぎ堤」はウオーキングやジョギングのメッカ。JR新潟駅から車で10分ほど。最寄りのバス停は市役所前で徒歩3分。601台の公園駐車場は有料。普通車30分で100円。問い合わせは白山公園駐車場管理事務所(電)025・225・3021。

