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ミシュラン東京2009悲喜こもごも 三つ星昇格や降格組も
レストランを星で格付けして紹介する「ミシュランガイド東京2009」(21日発売)の概要が18日、日本ミシュランタイヤから発表された。最高ランクの三つ星は、昨年二つ星だった和食の「石かわ」(新宿区)が昇格を果たし、計8店から9店に増えた。
二つ星には36店、一つ星に128店が選出された。一つ星から二つ星に昇格したのは8店。逆に二つ星からは1店がランクダウンした。ガイドは星付きレストランだけを紹介するため、星を失うと掲載されなくなる。閉店したり辞退したりした店も含め、17店がガイドから消えた。
星の総数は227個になり、パリやニューヨークを抑えて「世界最多」を維持することになったが、個々の評価に対して、店の関係者は一喜一憂。
三つ星に昇格した「石かわ」の石川秀樹シェフは、知らせを聞いたとき、「ああっ…という感じで、ちょっと泣けました」と感激。「おいしいものを、とスタッフ全員で話し合い、こつこつとやってきた。これからも頑張っていきたい」。
二つ星に初登場となった和食「堀兼」(港区)の親方、堀内英弘さんは「素材に目が行きがちな印象で、日本料理の基本はダシだと思っている私とは方向が違うと感じていたが、理解してもらえたのでしょう。星の数にかかわらず、これまで来た道を進むだけ」と話した。
フランス料理「銀座ラ・トゥール」(中央区)は一つ星を維持したものの、同じ一つ星だった姉妹店は星を失った。清水忠明総料理長は「姉妹店のほうは料理長が替わったので…」と説明。「掲載は光栄だが、来ていただくお客さまに日々評価していただくことも同じくらい大切だと思っている」と話した。
星を失った和食店の関係者は「料理の味は変わっていないのに残念だ」。日本料理店のオーナーは「星の数は、向こうが判断すること。自分たちのペースでおいしい料理を作っていくだけ」と語った。


