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北海道・十勝に“本物”のチーズ 世界が太鼓判 (2/3ページ)
宮嶋さんは大学卒業後、渡米し、ウィスコンシン州にある牧場で実習をしながら、大学で酪農学を学んだ。日本とはケタ違いの規模に量では太刀打ちできないと悟り、付加価値を高品質のチーズ作りに求めた。
≪機械に頼らない≫
宮嶋さんとともに農場で働くスタッフの多くは、体の障害や心の悩みを持つ人たちだ。「技術習得に時間がかかるので、10年後に売れるものを作ろうと思ったんです」
機械に頼らない、自然の恵みそのもののような「本物のチーズ」を目指した。「チーズのよしあしは8割が元乳で決まる。大切なのは乳を運ばないこと」という宮嶋さんは、まず、チーズに適したブラウンスイス牛を輸入。劣化を防ぐために、チーズ工房は搾乳室のすぐ隣に造り、段差をつけることで機械ポンプを使わずとも、自然に牛乳が流れるように工夫した。
そして、平成4年から、本格的に製造を始めた。研究を重ね、失敗を繰り返しながら味を磨き上げた。
≪作り手の顔≫
現在、国内で消費されているナチュラルチーズの88%は輸入品で、約500種類あるといわれる。
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