MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

生ごみ、野菜作りの堆肥に 消費者と産地をつなぐ (1/2ページ)

2008.10.23 08:21
このニュースのトピックス子供の安全
生ごみ堆肥を活用して作った野菜を販売する野菜市(京都市右京区)生ごみ堆肥を活用して作った野菜を販売する野菜市(京都市右京区)

 京都市右京区の環境市民グループ「京都環境アクションネットワーク」(松井恵代表)が、生ごみを活用して堆肥(たいひ)を作り、農家に提供、その堆肥を使って育てた野菜を購入する「生ごみリサイクル」に取り組んでいる。堆肥作りは、地域の活動に広がり、消費者と産地とをつなぐかけ橋になっている。(武部由香里、写真も)

 「安心して食べられるから、ありがたいです。自分の家の生ごみも、この野菜作りに使われていると思うと楽しい」

 10月半ば、京都市の住宅街で開かれた野菜市(いち)に集まった主婦はこう話しながら、野菜や特産品を手にしていた。商品は、美山(みやま)ふるさと株式会社(京都府南丹市美山町)の商品だ。この野菜を育てている堆肥の一部には、野菜市に客として来る主婦らが作ったものが使われている。

 商品を運んでくるのは同社の奥本浩二部長。トラックの荷台に、行きは美山町の野菜や特産品を積み、帰りには主婦らが作った堆肥を積む。「消費者と生産者の交流ができ、生産側としてはとても励みになっている」と言う。

 同ネットワークが、生ごみを利用して堆肥を作り始めたのは7年前。代表の松井さんが「ごみを減らす活動をしよう」と自宅の駐車場脇に堆肥ボックスを作ったのがきっかけだ。乾いた落ち葉をボックスに入れておき、生ごみを入れるたびにしっかりと混ぜる。

 「落ち葉についている枯草(こそう)菌が生ごみを早く分解してくれます。落ち葉を使うと軽く、お年寄りや子供にも混ぜやすい。だんだんと生ごみを提供してくれる人や、落ち葉を置いていってくれる人が増えていきました」

 出来上がった堆肥は当初は寄せ植えに使っていたが、「循環しなくてはいけない」と考え、農家に提供して野菜作りに活用してもらうことにしたという。

 今は、松井さんの自宅周辺の約100世帯が堆肥作りに参加。堆肥ボックスの設置個所は3カ所になった。活動に参加する人は、小さな片手鍋やバケツに野菜の切り落としや果物の皮を入れて、堆肥ボックスに持ってくる。松井さんのもとには、「ごみの回収日に出す量が以前の4分の1ほどに減って、軽くなり助かっている」という声が寄せられ、生ごみの減量につながっていることを確信している。

このニュースの写真

生ごみ堆肥を活用して作った野菜を販売する野菜市(京都市右京区)
京都環境アクションネットワーク代表の松井恵さん。自宅の堆肥ボックスの前で(京都市右京区)
[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。