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【蛇口離れにストップ!】水道水を見直そう(下)環境・家計に優しい (1/2ページ)

2008.10.9 08:36
このニュースのトピックス環境・エコ
コンビニエンスストアに並ぶ外国産のミネラルウオーター。価格は水道水の数百倍もコンビニエンスストアに並ぶ外国産のミネラルウオーター。価格は水道水の数百倍も

 ■欧米でも進むボトル水離れ

 「自宅でコーヒーをいれるときは必ずフランス産のミネラルウオーターを使っています。水道水よりも、なんとなくおいしく感じるんです」

 こう話すのは埼玉県に住む会社員の男性(50)。この男性が自宅や職場で飲むボトル水代は、月額1万円ほどになるという。

 男性のように、普段から水の「味」にこだわり、コーヒーや紅茶、料理などにボトル水を利用する人は少なくない。日本ミネラルウォーター協会によると、平成19年の国内生産量と輸入量は計約250万キロリットルに上り、10年前の約3倍に増加。国民1人が年平均20リットルを飲んでいる計算だ。

 だが、その価格は水道水の500倍から1000倍。1リットル100円から200円程度が一般的で、なかにはガソリンや牛乳より高価なボトル水も珍しくない。

 ボトル水はまた、環境に与える負荷が意外なほど大きく、水道技術研究センターの試算では、石油からペットボトルを製造し、国内産地から輸送する場合のエネルギー消費量は、水道水の約700倍。フランスや米国など海外から運ばれる水は、二酸化炭素(CO2)排出量、エネルギー使用とも一層多くなる。

 すでに欧米各国では環境対策として、“蛇口回帰”を呼びかける動きが活発だ。米サンフランシスコでは昨年から、官庁でのボトル水の購入を禁止。今年2月には、ロンドンのケン・リビングストン市長(当時)が「安くておいしく環境にも優しい水道水を飲もう」と市民に訴えかけた。

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コンビニエンスストアに並ぶ外国産のミネラルウオーター。価格は水道水の数百倍も
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