福島県浅川町福貴作地区で行われている秋の風物詩「風袋様」。台風から稲作を守り豊作を祈るという嵐除けの珍しい伝統行事だ。
立春から数えて 210日目。台風襲来の時期ともいわれるころに田園風景を見下ろす高い樹木に武者の顔をしたユニークなわら細工の人形が飾られる。手を大きく広げ、にらみを利かす人形の大きな口は台風を飲み込むとの言い伝えがあるという。
地区の上組、下組2カ所で稲作の生育を見守った風袋様。今年も豊作の秋を迎えた。
(写真家 大滝俊夫)