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「マイ備蓄のスゝメ」 災害…カバンで携行、缶で保管 (1/2ページ)
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頻発する地震などの自然災害を受け、市民の防災意識が高まり、非常用持ち出し袋を常備する家庭が増えた。ところが防災専門家は「家庭内だけでなく、外出時に持ち歩くかばんに水や食品を携行することが大切」と訴える。防災の日(9月1日)を前に、わが身を守る「マイ備蓄」のポイントを探る。(渋沢和彦)
「いつ地震が起こるかわからない。自分でできるマイ備蓄で、もしもの時に備えています」。こう話すのは東京・銀座の会社員、破戸公一さん(37)。1年ほど前からマイ備蓄を始め、通勤に使うショルダーバッグには水(500ミリリットル入りペットボトル)、バランス栄養食、チョコレート、傷用テープ、小型懐中電灯、携帯電話の充電器を常に入れている。
「これで一時的に飢えをしのげます。同僚にもチョコレートをかばんに入れるなど、自分なりの備蓄をしている人は多いですよ」
地震国日本では、たとえ近年起きていない地域でも、いつ大地震があっても不思議ではない。
「大地震は必ず起きる。ふだんから自分だけの備えが必要です」と、マイ備蓄を提唱しているのは防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さん(57)だ。提唱のきっかけは阪神・淡路大震災。「震災の日に現地に入り、避難所で被災者と一緒に何日も寝泊まりして、被災時には何が必要なのかを実感しました」
家庭に常備する非常用持ち出し袋は、役に立たない場合が少なくないことがわかったという。「大地震では家がつぶれ、非常用持ち出し袋は倒れた家具などに押しつぶされ取り出せない場合が多い。家屋倒壊となれば、自分が逃げ出すので精いっぱいなんです」
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