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【近ごろ都に流行るもの】スイカ由来の「シトルリン」 血流促進、商品続々 (1/2ページ)
うだるような猛暑の夕方。東京・南青山の「ダイニングバー ラティア」で、生スイカとラム酒のカクテルをクイッと流し込んだ。みずみずしい甘露、生き返る〜。このカクテルの名は「シトルリンクーラー」(850円)。「シトルリン」って何よ? それはスイカの学名「シトラス ブルガリス」から名付けられたアミノ酸の1種という。「バイアグラの効果?スイカに類似成分」(7月5日付本紙社会面)という米国研究機関の発表&報道で、にわかに脚光を浴びている成分なのだ。
「シトルリンが末しょうの血流を改善し、血圧を整える医学的効果は以前から注目され、実際に活用されてもいます。ニュースに驚きはありませんでした。ただ、私自身がそのような(男性機能)効果を実感したことはありませんが…」とは、シトルリン研究の第一人者、熊本大大学院の遠藤文夫教授。「血管を広げるNO(一酸化窒素)の生成を高めるほか、肝臓でアンモニアを解毒する作用もある。血液循環と老廃物処理が促され、代謝向上はじめ多様な健康美容面の効果が期待できる。動物実験では動脈硬化を抑える結果も出ています」と遠藤教授。
昭和5年に日本でスイカから発見されたシトルリン。歴史は長いが、厚生労働省が食品への利用を認めたのは昨年8月のことだ。この春から、シトルリン配合をうたった飲料やお菓子が続々発売されている。


