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クジラ肉7月から値上げ シー・シェパードの妨害が影響
このニュースのトピックス:捕鯨
米環境保護団体シー・シェパードによる調査捕鯨妨害の影響で、捕鯨頭数が計画を大幅に下回ったのを受け、調査捕鯨を行う日本鯨類研究所(鯨研)はミンククジラの肉の卸価格を平均6・1%値上げすると発表した。7月7日から約1カ月間、全国の卸売市場などで計1982トンを販売する。
鯨研によると、赤肉はキロ平均70円上げ、2060円、「畝須(うねす)」(1級)と呼ばれる腹部の皮は250円上げ、4000円とする。一方、胸肉(1級)は70円下げ、1480円とする。
調査捕鯨船団は昨年12月から今年3月に900頭を捕鯨する計画だったが、シー・シェパードの抗議船に追尾され、薬品の入った瓶を投げつけられて乗組員ら3人が負傷するなどした結果、捕鯨頭数は551頭にとどまった。
そのため、販売できる鯨肉も当初の計画から大幅に減少。鯨肉の販売代金などでまかなわれている調査捕鯨の資金が大幅に不足したうえ、燃料価格の高騰で経費もかさんでいるため、鯨肉の値上げを決めた。
日本は商業捕鯨を一時中止しているが、科学的調査の目的で行われる捕鯨と、その結果得られる鯨肉の販売は、国際捕鯨取締条約で認められている。