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高速での後部座席シートベルト義務化 6月1日施行、改正道交法 (1/2ページ)

2008.5.17 22:03
このニュースのトピックス自動車事故

 車の後部座席のシートベルト着用を義務づける改正道交法が6月1日に施行される。高速道路の走行時に違反すると行政処分として運転者が1点減点され、タクシーや観光バスなども例外ではない。事故時の危険性を大幅に減らすことができると期待される半面、業界団体などからは「逆上した客から暴行されるのでは」「酔客や寝ている客への対処は」と懸念の声も。タクシー業界では、自動音声案内装置を導入して乗客にシートベルトの着用を呼びかける動きも出始めた。

着用率わずか8%

 「窓から飛び出て後続車にひかれたり、半分飛び出た状態で側壁に激突するような悲惨な事故も起きている」。大阪府警幹部は後部座席の同乗者が巻き込まれた事故についてそう語る。

 実際、ゴールデンウイーク中の今月3日には、神戸市西区の神戸淡路鳴門自動車道で、母娘3人が乗った乗用車がガードレールに衝突。後部座席に乗っていた中学生姉妹が車外に投げ出され、中学2年の長女(13)が死亡する痛ましい事故が起きた。

 警察庁と日本自動車連盟の昨年10月の調査では、一般道で後部座席のシートベルトをしていたのは5万5409人中4902人で、わずか8・8%。高速道路でも13%だった。「後部座席は安心」という誤った“神話”が原因という。

 後部座席でシートベルトをしないと衝突の弾みで前方に飛び出し、運転者らを巻き込む危険も大きい。

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