ニュース: 生活 RSS feed
企業も注目!学生ベンチャー ウリは「無料」です (1/2ページ)
このニュースのトピックス:就職・転職
「無料」をキーワードにした大学生の起業が盛んになっている。ルーズリーフやコピー用紙など、学生が日常利用するアイテムに広告を載せることで無料化を実現。企業側にとっても学生にピンポイントで広告が届くと好評だという。(柳原一哉)
◆ルーズリーフ広告
東京・市ケ谷の法政大。4枚のルーズリーフが入ったポリ袋が次々に学生たちの手に渡っていく。「ちょっと得した」。学生たちの表情はそんな印象だ。
このルーズリーフは「ルーズフリー」という。同大4年の浜野勇介代表らが起こした学生団体「ファインダウェイ」(東京都千代田区)の企画で、ノートの最下段に4行分相当の企業広告をカラーで載せることで無料化を実現した。昨年末から首都圏の9大学で、すでに計4万部を配布した。
「ゼミで事業プランを練ったり、起業コンテストに参加したりする中で着想した。机上のプランに終わるのではなく、実際に挑戦しようと事業に乗り出した」と浜野代表は話す。
「ルーズフリー」は月に3万部配布する計画で、広告費は1社あたり月額40万円。延べ8社分得られれば印刷費や配布アルバイトの人件費を差し引いても利益率は2〜3割になるという。ほぼ飛び込みの営業で、断られることがほとんどだったそうだが、「広告がピンポイントで学生に届く」「ノートは試験が終わるまで捨てられない」とうたい、これまでに12社のスポンサーを得て事業を軌道に乗せた。
浜野代表とパートナーの内藤崇司副代表は、普通の就職をする意思はない。すでにビジネスとして成り立っているからだ。近く株式会社として登記。発行部数を毎月6〜7万部に伸ばしていく考えだ。



