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【鉄道ファン必見】お帰りなさい!引退した都電を駅跡の遊園に展示
半世紀近く“都民の足”として親しまれ、3年後に全廃される都電「7500形」車両が、東京都台東区池之端の「池之端児童遊園」に展示された。遊園はかつて、都電の駅(停留場)があった場所。そこで、第二の人生を送ることになった古い車両を、地元の人たちは「おかえりなさい」と温かく迎え入れた。
東京メトロ千代田線の根津駅から徒歩約5分。不忍通りに面する池之端児童遊園にはかつて、「池之端七軒町」という都電の停留場があった。昭和30年代には、20系統(江戸橋〜須田町)、37系統(三田〜千駄木二丁目)、40系統(神明町車庫前〜銀座七丁目)の3路線が通り、都民の生活の足となっていた。
「昔は学校に行くにも会社に行くにも都電だった。動物園の脇を走り抜けるのは楽しかった」と近くの無職、斉藤朋子さん(58)は振り返る。
しかし、バスなどの交通手段が増えたことや、千代田線の開通などにより、40年12月に20、37系統が、46年3月に40系統が廃止となり、池之端周辺を走る都電は姿を消した。それでも、付近の住民は都電を愛し続け、停留場があった場所を愛着を込めて“都電公園”と呼んできた。
都電の里帰りが決まったのは昨年11月下旬。遊園を管理する「池之端2丁目町会」が都に申し入れ、現役生活を終えて廃車となった「7500形」車両が展示されることになった。
車両は5月9日にお披露目され、祝賀会には昔を懐かしむ近隣住人や鉄道ファン約50人が集まった。
東京都小金井市の無職、佐藤俊雄さん(75)は「(上野)広小路に買い物に行くときは、うきうきしながらここに立った」と池之端に住んでいた子供時代を回想。都電グッズを手にした鉄道ファンなども訪れた。
防犯面などから内部の公開は難しく、当面は柵(さく)で囲われた状態で展示されるが、町会では「休日だけでも、時間を限定して内部を多くの人に見てもらえるようにしたい」と話している。





















