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【食にメス】料理使い回し 船場吉兆の「もうけたい」主義 (1/2ページ)

2008.5.16 08:16
このニュースのトピックス食中毒
料理の使い回し問題で弁明する湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時10分、大阪市中央区の船場吉兆本店(頼光和弘撮影)料理の使い回し問題で弁明する湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時10分、大阪市中央区の船場吉兆本店(頼光和弘撮影)

 偽装表示に続いて料理の使い回しが発覚した船場吉兆。食事代が数万円もする高級料亭で、客の食べ残しの料理を使い回していたとは、しかも日常的に行われていたとは驚きである。

 庶民的な飲食店でアルバイトをした人などから「戻ってきたパセリは洗って出し直していた」と聞いた、というようなうわさ話は昔からあった。しかし、それが「信用を最も大事にする」はずの名店で現実に行われていたのである。

 最初に発覚した偽装が、売れ残りの期限切れ菓子のラベルを張り替えての販売だった。料亭で出す料理まで“張り替えて”いたことになる。使い回した品目は「アユの塩焼き」のような火が通ったものだけでなく、「刺し身」や「刺し身のツマ」といった生もの、さらには「わさび」までも、しょうゆに混ぜて「わさびしょうゆ」として使っていたという。

 「そこまでするか」と言いたくなるほどで、ミートホープ事件を思い起こさせる。使い回しのテクニックも一流だったということだろう。全店で長期間にわたって行われていたという。社長の命令とはいえ、会社ぐるみでお客をだまし続けていたことになる。

 ところがこうした行為は、今の法律では取り締まることが、ほとんど不可能である。

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料理の使い回し問題で弁明する湯木佐知子・船場吉兆社長=7日午前11時10分、大阪市中央区の船場吉兆本店(頼光和弘撮影)
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