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欧米流「春掃除」のススメ 暖かいから汚れ落ちやすい (2/3ページ)
■梅雨前にカビ対策
カビが発生しやすい3条件とされるのが栄養と湿度、温度だ。「ビルクリーニング技能士」の国家資格をもつINAXビルサービスの皆川貞香さんは「とりわけ浴室は、体を洗ったあとに出る皮脂やアカがカビの栄養源となるので、日ごろから汚れを落としてカビをはやさないようにすることが大切」と指摘する。
具体的な対策としては、皮脂やアカなどを温水のシャワーで洗い流し、次に冷水のシャワーを浴室全体にかけて室温を下げ、水滴をふきとり、換気扇を回して浴室を乾燥させる。これを毎日最後に入浴した人が実行することで、カビが生えにくくなるという。
すでにカビが生えていたら、いきなりカビ取り剤を使わず、まずは使い古しの歯ブラシに練り歯磨きをつけてこすってみよう。粒子が細かい練り歯磨きは、素材を傷つけずに汚れが取れる。タイルの目地にできた小さなカビは、砂消しゴムでこすり取る。皆川さんは「汚れを除去したあと、目地にろうそくを塗っておくと水をはじき、カビがつきにくくなる」とプロの技を伝授する。
バスタブの掃除には酢も便利だ。30度くらいに温めて霧吹きでバスタブに噴霧し、少し時間を置いてから柔らかいスポンジでこすり落とすのがコツだそうだ。
キッチンの気になる汚れの大半は油汚れ。コンロの五徳や受け皿などは、大きな鍋に入れてぐつぐつ煮込むと汚れが自然に分離していく。ステンレスシンクは、排水口をふさぎ炭酸水(無糖)をいれて柔らかい布やスポンジで磨くとピカピカになるという。


