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【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】日清食品 (1/2ページ)

2008.5.16 07:56
日清食品「ミルクシーフードヌードル」の開発担当者、マーケティング部第1グループ主任の梅林卓也さん(35)。右端は5月19日新発売の「カップヌードル ミルクカレー」日清食品「ミルクシーフードヌードル」の開発担当者、マーケティング部第1グループ主任の梅林卓也さん(35)。右端は5月19日新発売の「カップヌードル ミルクカレー」

 ■カップヌードル「ミルクシーフードヌードル」

 ≪きっかけは都市伝説≫

 それは「都市伝説」がきっかけだった。

 都市伝説とは、発信源や真偽は分からないが、伝わっている噂(うわさ)のこと。「温めた牛乳でシーフードヌードルを作ると、おいしいらしい」。こんな伝説が、「ミルクシーフードヌードル」(税別170円)の成功につながった。

 開発を担当した日清食品(大阪市)のマーケティング部主任、梅林卓也さん(35)が、この伝説を耳にしたのは約10年前。「シーフードヌードル」そのものは昭和59年に発売され、今や定番となっている。「実は4、5年前に一度、個人的な興味から試したことがあり、意外においしかったような気がしていた」と梅林さん。

 新しいアイデアの発想を任されているさなかの昨春、ふと伝説を思い出し、「牛乳」「シーフードヌードル」と2つの単語でインターネット検索をしてみた。すると、約2万9000件のホームページやブログが該当。「伝説は健在」。商品化すれば必ず当たる、と確信したという。

 「本家のメーカーが製品化する以上、噂を超えた本格的な味に仕上げなければならなかった」。自社の研究所で約3カ月間、低脂肪乳や脱脂粉乳など何種類もの牛乳で試作を繰り返し、オリジナルの風味を損なわず、牛乳のまろやかさとコクを加えた新味を実現させた。

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日清食品「ミルクシーフードヌードル」の開発担当者、マーケティング部第1グループ主任の梅林卓也さん(35)。右端は5月19日新発売の「カップヌードル ミルクカレー」
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