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【シェ松尾のボン・サンテ】包んでおいしく健康に

2008.5.15 08:05
このニュースのトピックス食・グルメ

 先日、あるイベントでアンチエイジング料理をいただく機会がありました。最近はいろいろなレストランでアンチエイジング料理を食べられるようになってきましたね。食育と同じように、この言葉もようやく浸透してきたようです。

 さて、アンチエイジング調理の基本は、食材をいじめないことだと前回お話しましたが、それでも調理法が難しそう、と尻込みしていませんか。安心してください。簡単です。今日は前回の「余熱調理法」と少し似ているのですが、素材の中までふんわりと焼きあがる「ラッピング調理法」をご紹介します。

 フライパンやグリルを使って焼きものをしたとき、少し目を離して焦がしてしまった経験はありませんか。焦げるまではいかなくても、なんだか水分が抜けてしまって、パサパサになったり。

 ためしに、素材を耐熱性のあるクッキングシートに包んでじっくり熱を通してみてください。具材が焦げることもないし、素材そのものの水分で素材自体が蒸されるので、ふっくらしますよ。しかも栄養と風味がギュッと閉じ込められます。フライパンで直接焼くのと違い、油を使う必要がないので健康的です。

 また、ラッピングする際に肉や魚と一緒に野菜を入れてみると、野菜のうまみや栄養もラップの中に閉じ込めることができて、ますますおいしい料理になりますよ。

 加えて、この「ラッピング調理法」には、僕が大切にしているワクワクを入れることができます。包みを開けるとき、まるでプレゼントを開ける時のようなドキドキ感がないですか。開けた瞬間、ふわっといい香りが辺りにただよいます。この香りって最高のスパイスですよね。

                   ◇

【プロフィル】松尾幸造

 まつお・こうぞう 東京・松濤のレストラン「シェ松尾」オーナーシェフ。日本抗加齢食普及協会理事長。ボン・サンテは「健康を祈って」の意。

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