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【信仰に親しむ】仏教情報センター(中)人のために働き自分も幸せに (1/2ページ)
このニュースのトピックス:就職・転職
「宗教とか信仰とかではなく、単に仕事として職安で紹介されたんです」
吉永寿美さん(60)は、仏教情報センター(東京・白山)の事務局で働くようになったきっかけを振り返る。昭和61年だった。
今では、電話相談と並ぶセンターの活動の柱「仏教ホスピスの会−いのちを見つめる集い」の講師依頼や会場設営から、会報「みちしるべ」の編集・印刷・発送まで行う。集いは公開で、病気の人も健康な人も一緒に生老病死(しょうろうびょうし)を語り合おうと、相談員の寺を会場に毎月開いている。
「講演の録音を原稿に起こす作業は大変ですが、会報を読んだ方から『ありがとう』『楽しみにしています』といわれると、苦労も吹き飛びます」
センターに就職して22年になるが、今も仏教徒ではない吉永さん。「私、信仰についてはあまり深く考えたことがないんです」
それでも「自分の仕事が、たくさんの人に喜んでもらえる。それが自分の励みになり、能力以上の仕事ができる。しかも健康そのもの。人のために働かせてもらうことで、自分も助けてもらっているんですよね」。信仰を自然に実践しているかのようだ。

