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【信仰に親しむ】仏教情報センター(上)電話相談やドラマをきっかけに (1/2ページ)
このニュースのトピックス:宗教
自分勝手に「何でもアリ」な日本人が増えた背景の一つに、神や仏への「畏(おそ)れ」の消失があるともいわれる。人々の信仰心を取り戻そうという、さまざまな取り組みを「信仰に親しむ」と題して随時紹介する。まずは「仏教情報センター」。(八並朋昌)
「それはさぞショックでしょうね」。相づちを打っていた金嶽宗信さん(47)は、受話器の向こうの女性に、こう声をかけた。
最近知った夫の性的嗜好(しこう)に「がまんできない。離婚すべきかどうか」と相談する女性に、金嶽さんは「融通無碍(むげ)」という禅語を示した。柔軟思考で臨機応変に臨めば、どんな事態も障害なく対処できる、の意だ。
「相手を変えるのは難しい。まず自分が変わることが大切。家にこもっていると、考え過ぎてしまう。別れる前に、自分も仕事を持って外に目を向けてみる工夫をしてはどうですか…」
東京・白山の仏教情報センター事務局。金嶽さんは「仏教テレフォン相談」の当番で、この日は昼休みをはさみ午前10時から午後4時までに10件の相談を受け、電話はつながりっぱなし。2人態勢の相談員の1人が休んだため、もう1台の電話も鳴り続けた。

