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広がる「エコ預金」 地元金融機関の定期預金や融資…でも、実効性は「?」 (2/2ページ)
三井住友フィナンシャルグループのシンクタンク、日本総合研究所(東京)の足達英一郎主席研究員は「金融機関のCSRとしてのエコ預金は金融と環境を近づけたという点で意味がある」とする一方、「預金金利の上乗せは利益にならず金融機関の本来業務にはなり得ない」と指摘する。
環境活動団体「A SEED JAPAN」(東京)の田中滋さんは「お金に“色”はついていないから、巡り巡って預金が環境破壊に使われている可能性もある」とした上で、「たとえ預金金利が低くても環境のことを考えた融資をしているかどうかを、預金先を選ぶ目安にすることが大切。金融機関の融資先を気にする預金者が増えれば、実効性のある環境保全が進むのでは」と話している。
主な「エコ預金」
・大和信用金庫 「大和川定期預金」 本文参照
・敦賀信用金庫 「エコ定期預金」「リサイクル定期預金」 同
・東京3地銀【東京都民、東日本、八千代】 「東京緑の定期預金」
預金残高の0 .1%を都の緑化事業「緑の東京募金」に寄付。預金期間は1年で、店頭金利より0 .2%上乗せ。
・滋賀銀行 「エコプラス定期預金」
ATM(現金自動預払機)、テレホンバンキング、インターネットバンキングを利用することで、申込用紙の削減。その紙資源削減分(7円)を滋賀県内の小学校のビオトープ(生物生息空間)作りに役立てる。
・びわこ銀行 「CO2ダイエットチャレンジ定期預金」
国などが主導する「チーム・マイナス6%」の会員となり、CO2を1日1キロ削減する宣言をした人に金利0 .2%を上乗せする。
・八十二銀行
太陽光発電や低公害車の導入、環境規格「ISO1 4001」の取得目的に対し低利融資を行う。平成18年に6万8000トンのCO2を削減。「預金することで間接的に環境保全に参加できる」との評価も。

