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後部座席シートベルト義務化 タクシーも対応追われる (2/3ページ)
このニュースのトピックス:防災・交通安全
後部座席のシートベルト着用は、自分の命を守るだけではない。自動車事故対策機構の実験によると、後部座席でシートベルトを着用していない場合、前の席を事故被害に巻き込む危険性が、着用時の50倍以上にもなるという。
改正道路交通法で、後部座席のシートベルト着用は「義務」になる。ただ、行政処分の対象になるのは高速道路だけ。「さしあたり高速道路ということ。今後、罰則が一般道にも拡大する可能性はある」(警視庁幹部)。妊娠中やけが、極度の肥満などでシートベルトができない場合は免除となる。
「通告装置」
法改正を受け、対応に苦慮しているのが、タクシーや長距離バスなどの旅客業者だ。高速道路上で乗客が締めないと、運転手が減点されることになるからだ。
「乗車時に伝え漏れがないようにしたい」と、東京都内のタクシー業者でつくる東京乗用旅客自動車協会交通安全委員会の樽沢功委員長はいう。
“秘密兵器”として協会が用意したのは「後席シートベルト装着促進自動音声案内装置」。料金メーターに取りつけ、走行開始時にシートベルト着用を求める音声が流れる装置だ。希望する業者に6月1日以降、順次導入される。「運転手が言いづらいときや、うっかりしているときにも対応できる」(樽沢委員長)。