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【きのうきょう】メールの練習
栃木県益子町 大久保充子
私が携帯電話を持つようになったのは、ひとえに県外に住む息子夫婦たちと連絡を取るためだ。
自他共に認めるメカ音痴の私も必要に迫られればなんとかなるだろうと思ったが、いかんせん、メールを打つのに時間がかかりすぎる。もっとスムーズに打てるようになりたい。そう思って始めたのが、新聞の「朝の詩」を打ち込む練習だ。文字数もちょうどよい。
私がぴょこぴょこ手を動かしていたら、伝染したのか、夫もどうやら携帯の機能に目覚めたらしい。ここ数日、夜11時前にメールを打つ練習をしている私の傍らには、説明書を読みながら携帯を動かしてる夫の姿がある。
そんな様子を見た同居の息子は「2人して何ピコピコしてるん。小学生のゲームみたい」とあきれ顔。“習うより慣れろ”で練習に忙しい私のことを「根がまじめなんだから」と笑っている。