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ガソリン税 GSの悲痛な声、利用者の不安 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
国民不在の与野党の小競り合いの末、30日、衆院の多数を握る与党が押し切り、揮発油税の暫定税率が復活した。原油高騰もあり、レギュラーガソリンの価格は5月から1リットル160円前後に。国政の都合に翻弄される価格に、ガソリンスタンド(GS)からは「私たちには何の特もなかった」との声があがり、消費者は「今度は値上がりか」とため息を漏らしながら、少しでも安いガソリンを求め、GSに列を作った。
GS激戦区として知られる東京・世田谷区の環七通り。道路沿いの各店舗は“駆け込み給油”で詰めかけた利用客の対応に追われた。わずか1カ月での価格激変に、どの店からも悲痛な声が聞こえてくる。
エネオス系列のGS店長は「先週末から給油台数はいつもの3割増しだが、結果的に今月は約150万円の損失。コロコロと値段が変わり困るのは消費者や経営者。私たちには何の得もなかった1カ月」と憤る。
他店との価格競争に対応しきれず、経営難から営業を止める店も。都内で3店舗を展開していた独立系GS会社の社長は「40年間経営してきたが今月いっぱいで撤退する。薄利多売の業界で、残っていくのは安くガソリンを仕入れられる大手だけ」と力なく話した。

