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【リサイクル再考】「廃プラスチック」編(上)多種多様…容易でない分別 (1/2ページ)
「使い捨てコンロは埋め立てゴミ。あ〜、この容器は紙ですから、燃やすゴミです。これはプラスチックですけど、汚れています。全部、収集できません」
水曜日の「プラスチック容器包装」回収の日。静岡県沼津市の収集担当者が、沼津駅周辺の集積場に集められた袋の中身をざっとチェックしながら、次々と赤い警告シールを張りだした。1点でもプラスチック製容器でないものが混じっているのを発見したら、その袋は回収しない。ざっとみたところ、警告シールが張られたゴミは集積場の5割に及び、金曜日の「燃やすゴミの日」まで、道路上の集積場に放置される。
沼津市で収集されずに取り残されるゴミが増え始めたのは今年3月から。再商品化を請け負う財団法人・容器包装リサイクル協会が「異物が多い」として、沼津市をはじめ5都市の20年度の引き取りを拒否したのだ。沼津市は各地で住民説明会を開きルールを徹底させ、市をあげて分別の強化に乗り出している。
とはいえ、多種多様なプラスチック製容器の分別は容易ではない。ヨーグルト容器など一見プラスチックに見える紙がある一方で、「プラ」リサイクルマークの入っていない対象品もある。また「汚れを落とす」のがルールになっているが、どの程度まできれいにすべきか、わかりにくい。

