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【柏木理佳のキャリアアップ講座】会社が勝手に給与引き下げを伝えてきたら? (1/2ページ)
「今年は業績が悪いから、みんなの年収を100万円下げている。解雇したくないし、ほかの社員にもお願いしているから協力してください」
以前から会社が倒産するのではないかとの噂を耳にしていた知人は、暗黙の了解で給与の引き下げを納得してしまいました。中小企業だし、労働契約書を交わしていなかったから仕方がないとあきらめたのです。でも実は、その逆。契約書がないからこそ交渉できたのです。現状の年収が既得権になります。
労働組合のない会社は、年収を変更する場合、労働者一人一人からの承諾を得ていることが必要になります。だからこそ知人は「容易に納得してはダメ!」だったのです。
交渉のポイントは次の5点。
(1)「ローンを組んだばかりで給与が下がると生活できない」など、自分の切羽詰まった経済状況を伝える。
(2)「経費はいくらおさえたのか?」「自社ビルなどの資産は売却しているのか?」など、会社がどんな努力してきたのか、数字で示してもらう。