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三宅島への空路再開 島民待望、観光再生目指す
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火山活動の影響で運休されていた伊豆諸島・三宅島(東京都三宅村)と羽田空港を結ぶ全日空の定期空路が26日、約8年ぶりに再開された。羽田を午後0時6分に飛び立った第1便には満席に近い53人の乗客が乗り込んだ。
羽田空港第2ターミナルでは出発前に記念式典が開かれ、冬柴鉄三国土交通相ら関係者が参加。都立三宅高校の3年生19人が「緑の復興を進め、鳥やイルカ、魚も戻ってきました」と三宅島観光の再生を訴え、平野祐康村長らがくす玉を割って空路再開を祝った。
式典後、乗客の搭乗を見送った三宅高校3年、木村妙さん(17)は「待ちに待った飛行機。感動した」と話し、千葉仁美さん(17)も「自然がたくさんあっていい島です」とPR。同校生徒は今後も、島の観光振興に協力するため活動するという。
定期便は56人乗りのプロペラ機、ボンバルディアDHC8−Q300型機で1日1往復運航され、羽田−三宅島を40〜45分で結ぶ。三宅島空港の一部はガス高濃度地区にあり、火山ガスの影響がある場合は欠航となる。東京都は就航率6割を目指している。
三宅島は平成12年夏の噴火で全島民が避難。12年8月から全日空の定期便も運休していた。17年2月に帰島が始まり、観光客数は噴火前の半分程度まで回復した。東京からの船便は片道6時間以上で、生活と観光振興の両面で空路復活を望む声は大きかった。

