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【みんな猫に夢中!】(中)駅長に任命 まさに「招き…」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:少子・高齢化社会
和歌山県紀の川市にある和歌山電鉄貴志川線の貴志駅。この無人駅で20日、市長らが参列して駅長室完成を祝う盛大なセレモニーが行われた。式の主役は三毛猫の「たま」駅長だ。
たまはもともと貴志駅売店の飼い猫。利用客のアイドルとしてかわいがられていたのに着目した同電鉄が昨年1月、赤字ローカル線の話題作りにと駅長に任命した。駅長就任後は全国からファンが押し寄せ、貴志川線の利用客が1割以上増えるという“招き猫”効果を発揮した。
昨年10月に出版された写真集『たまの駅長だより』(ホーム社)は約2万部を売り上げ、今月末には第2弾の撮影が始まる予定だ。たまのマイペースな駅長姿にほれ込んだ同社編集者、野原のぶみさんは「最近、海外の新聞でもたま駅長のニュースが報道されたので国際的なスターになるかも」と期待する。
今年3月に誕生した文芸春秋の猫本『クレア・キャット』は、たまをはじめ全国で活躍するスター猫の素顔を紹介する。母体となる月刊誌「CREA」は30歳前後の働く女性がターゲット。だが「年1回掲載のネコ特集は10代から高齢者まで幅広い層に人気があり、ここ数年はネットの世界で猫ブームの兆しもあったので、雑誌から独立した書籍化に踏み切った」と担当の磯田未来子さん。

