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【わたしの三ツ星】「カヴォー デュ ドン」
□推薦人 前警察庁長官 漆間巌さん
■スローフードとピアノでくつろぎの時間を
東京・六本木にある欧風家庭料理とピアノ演奏の店「カヴォー デュ ドン」は、前警察庁長官の漆間巌(うるま・いわお)さんが「ゆったりとした時間の中で料理とピアノが楽しめ、緊張がほっと解ける」と教えてくれた隠れ家だ。
店名はフランス語で「天才(ドン)の洞窟(どうくつ)」。「それぞれの人生で多くの才能に恵まれたお客さまや、豊かな才能をもったピアニストたちが集まる場所に、との願いを込めた」と店主の近藤恵美さんは語る。
漆間さんがこの店と出合ったきっかけは平成3年。日比谷高校の同級生に、スローフードの店を紹介された。その店の厨房(ちゅうぼう)にいたのが、カヴォーのシェフ、磯辺堯太郎さんだった。
漆間さんは当時、警察庁外事1課長として北朝鮮による拉致事件解明の指揮に取りかかっていた。多忙を極め、神経をすり減らす毎日。そんな漆間さんの心と舌に、化学調味料を一切使わず丁寧に考えた自家製レシピで作る磯辺さんのスローフードは優しく、おいしかった。
その後、店は現在の場所に移転、店名も改められた。一方、長官となった後も漆間さんは、料理とピアノライブを楽しみに、頻繁に通ったという。
代表メニューは、イタリアのレシピを入手してから自分のものにするまで約1年をかけた超薄焼きピッツァ。人気のアンチョビ(3300円)のほか、生ハム、マルガリータ、ゴルゴンゾーラなど(2人前1800円〜)がある。
お気に入りは、黒毛和牛(A−5)を塩とこしょうで素朴に味付けし、柔らかく焼き上げたステーキ。山形・岩手産のヒレ肉100グラムを使ったステーキをメーンに、アスパラソテーポーチドエッグ乗せ、カリフラワーのポタージュなど7品のディナーコース(8800円)は漆間さんの定番だ。
おなかを満たした後はピアノライブ(チャージ3000円)。ステージは午後8時30分、9時40分、10時40分の3回。一流のピアニストが奏でるクラシックやジャズなどの音色が、心を満たしてくれる。(加藤達也)
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≪メモ≫
東京都港区六本木7の17の24サイド六本木B1
TEL03・3796・0880


