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【通勤苦を解消せよ】(上)乗客の分散 急行“廃止”や早起き特典 (2/3ページ)
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18年度に大手私鉄で最悪の混雑率を記録した東京メトロ東西線。東京メトロは企業にオフピーク通勤への協力を呼びかけてきたが、労働慣行の壁は厚く、効果はほぼゼロ。そこで昨年12月から今年2月末まで、「早起き通勤」者に特典を与える混雑分散作戦を実施した。
対象は、高層マンション建設ラッシュなどで利用者が急増する浦安から東陽町までの5駅。午前6時半からの約40分間、パスモなどのICカード定期券で改札脇の専用端末にタッチし、20回以上の記録があれば1000円分、40回以上なら2000円分の商品券と引き換えた。
期間中20回に到達したのは4500人弱。営業企画課の渡辺信広課長補佐は、このうち5%前後がピーク時からの“乗り換え組”とみる。「早起き通勤を続ける人が増えてほしい」と祈る気持ちだ。
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日本民営鉄道協会によると、大手私鉄16社の混雑率は昭和40年度の238%から平成18年度は156%に改善した。新線開発や複線化・複々線化といった各社の輸送力増強工事が実を結んだ形だ。ただ、混雑率200%を超える路線が依然散見され、通勤苦の解消にはほど遠い。


