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【言いたい】後期高齢者医療制度 仕組みの複雑さ指摘 「予算の無駄遣い解決が先」 (2/2ページ)
■老後が不安に
兵庫・男性定年退職者(64)「年金問題を解決していないのに、保険料まで年金から天引きされていくのには納得ができない。老後が不安になった。政府は、こんな制度を作る前に、まず、年金問題を整理してほしい」
広島・男性無職(82)「実施当日になって急に長寿医療制度などと改めたが、年寄りいじめの本質は何も変わっていないように感じた。次は『末期高齢者』というカテゴリーをつくるなどと言い出しかねない」
宮城・女性団体職員(55)「この制度は医療費抑制につながらないだろう。75歳以上の高齢者は、持病や老化で、病院に行く回数が自然と増えていく。治療を続けるために食事を削るなどしてしのいでいくのではないだろうか」
大分・男性自営業(69)「この制度は医療費抑制ではなく長寿抑制制度だと思う。国の財政の無駄遣いを徹底的にあぶりだせば、高齢者から天引きする必要はないはずだ。次の選挙で与党はきっと思い知らされることになるだろう」
■医療費抑制に期待
徳島・男性会社員(38)「病院や診療所が高齢者のサロンのようになり、無駄な医療費を若い世代が負担しているような気がして憤りを感じていた。この制度が医療費抑制につながることを期待している」
東京・女性パート(37)「少子高齢社会の今、被扶養の高齢者にも一定の保険料を負担してもらわなければ国が成り立たなくなると思う。むしろ、今までの制度の方が不公平だったとも考えられるのではないか」
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〈後期高齢者医療制度(長寿医療制度)〉 75歳以上と寝たきりなど重い障害のある65歳以上の高齢者を対象に、それまで加入していた国民健康保険などから移行させ、負担能力に応じて保険料を徴収する制度。被扶養者にも新たな保険負担が生じる。大半の場合、保険料は年金からの天引き(特別徴収)となり、窓口での医療負担は原則1割。厚生労働省はスタートした4月1日に一般向けの名称として長寿医療制度へと変更した。