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【シェ松尾のボン・サンテ】炭水化物は食事の最後に

2008.4.10 08:31
このニュースのトピックス食・グルメ
国際抗加齢学会で、適切な時に栄養を摂取する方法について講演する松尾幸造氏=昨年11月、中国・上海国際抗加齢学会で、適切な時に栄養を摂取する方法について講演する松尾幸造氏=昨年11月、中国・上海

 いつものお昼ごはん、どんなものを、どんな感じで食べていますか。少し思い出してみてください。ちょっとした工夫で、メタボなおなかを改善することができます。

 午後をエネルギッシュに過ごすためにパワーランチをとる人がいますが、パワーランチがパワーにならずにおなかの周りの脂肪になってしまう恐れがあります。お昼は内臓も元気に働いているので何を食べてもしっかりと消化し、エネルギーの源になるはずなのですが…不思議ですよね。原因は、食事のしかたです。

 食事をするとき、血糖値のことを少し気にしてみてください。血糖値が急激に上がる食べ方は、からだを動かすための食事ではなく、体の中に脂肪を蓄えるための食事になるということを。

 とりわけ、ここで落とし穴となるのが、パンやご飯などの炭水化物です。炭水化物が体の中で分解され、糖になることは皆さんも知っていると思いますが、食事中はそのことは忘れがち。ご飯を最初からパクパク食べていませんか。

 炭水化物の取り方で理想的なのは、懐石料理です。ご飯は、最後にあと少し何かが欲しいな、というタイミングで出てきますよね。僕は、あの最後の少しだけ口にするご飯が大好き。十分に幸せを感じます。食事が終わる寸前での炭水化物なので、血糖値も急激には上がらず、結果、体も心も喜ぶ食事になります。

 一回の食事の中で、食べ物を口にする順番をほんの少し変えるだけでも、人間の体って変わるのです。面白いですね。さて、次回は楽しい夜の食事の話です。

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国際抗加齢学会で、適切な時に栄養を摂取する方法について講演する松尾幸造氏=昨年11月、中国・上海
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