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【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】レーベン販売 ののじ爽快ソフト耳かき (1/2ページ)

2008.4.4 08:30
「ののじ耳かき」の巨大な模型を手にする高部篤社長=横浜市「ののじ耳かき」の巨大な模型を手にする高部篤社長=横浜市

 ■材料、湾曲…徹底的に研究

 それは、金色の細いワイヤが3本、なめらかなカーブを描いて軸から伸びる、不思議な物体だった。まさか、耳かきだったとはびっくりだ。しかも、発売以来180万本も売れた人気商品とは!

 ワイヤで耳あかが取れるのかと、いぶかしく思ったが、実際に使ってみると気持ちよく取れる。ワイヤの弾力がクッションとなって、ソフトなタッチだ。

 開発者は社長だった。高部篤さん(57)。システム開発会社の社長として、自らソフトウエアの開発を行っていた際、不意に耳がかゆくなった。ところが、手元に耳かきが見あたらない。「そのとき、趣味の彫金で余った銀の切れ端が目に入ったんです。それをたたいて伸ばし、耳かきを作ったら、とても気持ちがよくて」

 当初の形は普通の耳かき型だったが、小さく細かい細工だけに、銀を工業的にきれいに成型するのが難しかった。“研究”を続けるうちに、耳をかいたときの気持ちのよさは、かく部分の湾曲の度合いだと分かったのだそうだ。

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「ののじ耳かき」の巨大な模型を手にする高部篤社長=横浜市
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