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どうなるガソリン価格 値下げ期間は限定的
Q ガソリン税の暫定税率が3月末で切れると、ガソリン価格はどうなる
A 現在、1リットルあたり53・8円のガソリン税がかかっているが、うち暫定税率分25・1円がかからなくなり、店頭価格は25円程度安くなる。
Q いつから
A 租税特別措置法が失効する4月1日からだ。だが、ガソリン税は製油所から出荷された時点で課税される「蔵出し税」のため、ガソリンスタンドや石油元売り会社がガソリンを備蓄する「油槽所」には、3月末までに出荷された課税済みのガソリンが残っている。在庫量は1週間〜10日分で、それがなくなれば全国的に安くなる。在庫量が少ない給油所は、3日程度で在庫の入れ替えができるので、4月第1週には値下げが進む見通しだが、店舗間でばらつきが出る。
Q すでに値下げする店も出ているが
A 東北や北海道、関西などのGSの一部では利益を度外視して、値下げに踏み切る店も出ている。周辺のGSも競争上値下げを余儀なくされ、価格や需給の混乱にもつながりかねない。ただ、元売り会社や業界団体は流通業者の販売価格(再販売価格)を拘束すると不公正取引となり独占禁止法に抵触するため、歯止めをかけるのは難しい。一方、利益が出ない価格で販売をはじめた販売店は、同じ独占禁止法の不当廉売にあたるとの指摘もあるが取り締まりは困難だろう。
Q 安い価格はいつまで続くのか
A 福田康夫首相は、平成20年度の暫定税率維持を表明しており、与野党の協議が不調のまま推移すれば、4月29日午前0時以降に参議院での審議をみなし否決し、政府案を衆議院で再議決することが可能となる。再議決後は暫定税率が再度適用され、小売価格も約25円値上がりする。

