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青森で一足早くガソリン値下げ 各地で準備進む
揮発油税などの暫定税率が今月末で期限切れとなる可能性が高まる中、青森市の石油販売会社「柿本石油」は27日、一足早くガソリン価格の値下げに踏み切って販売を始め、値下げに追随するスタンドが相次いだ。青森県や岩手県二戸市で経営するセルフスタンド計21店舗で同日から値下げを実施。レギュラーガソリン価格を1リットル当たり約15円引き下げ、全店舗で138円に統一した。
「暫定税率の期限が切れれば、4月1、2日に客が殺到する可能性がある。混雑を和らげるため」(同社)で、期限が切れた場合、さらに値下げを検討。青森市ではほかにも値下げに追随する会社も。あるスタンドの店員は「周りが値下げしたのでうちも…」。
給油に訪れた30代の会社員女性は「家計が圧迫されていたので、15円も安くなると大変助かります」と喜んでいた。
1日から値下げを予定している大阪府泉佐野市の「丸新石油」では、新価格を表示したプレートや、従業員の増員をすでに手配中。税金がかからないよう今月末までにガソリンを使い切るよう在庫量を調整しているが、29日まで仕入れ業者に追加発注することは可能という。
所長の梶原一成さん(35)は「どちらに転んでも、店に損失はない。ただ、ガソリンが政治の道具に使われ、現場が振り回されることに抵抗感はある。早く結論を出してほしいが、暫定税率を撤廃してくれた方がお客さんに還元できるのに…」と話していた。
一方、大阪府豊中市のガソリンスタンドの店長(43)は「まだはっきりしない部分が多く、段取りも組めない」と話し、店頭に「(値下げについて)不透明で予測できません」との張り紙をはった。