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【リサイクル再考】「紙」編(上) 自治体主導になった古紙回収 (1/2ページ)
年賀はがきに端を発した再生紙の表示偽装問題にショックを受けた人は少なくないだろう。最も早くからリサイクルが行われ、回収から再生までの道筋ができていると思っていた紙のリサイクルに虚構が含まれていたとは。製紙各社は、年賀はがきだけでなくコピー用紙や名刺、ノートなど広範囲に及んでいることを明らかにした。紙以外のリサイクルも気になるところだ。このシリーズでは、紙を手始めに、リサイクルの現状について改めて考えいきたい。(村島有紀)
「♪ご近所の皆さん、毎度お騒がせしています」
独特の節回しで声を響かせながら住宅地を回っていた古紙回収業者の姿が消えたのは、いったいいつのころからだろうか。
ここ十数年、古紙回収を自治体が担当するケースが増えた。財団法人古紙再生促進センターによると、新聞、雑誌、段ボールだけでなく、ポスター、包装紙、パンフレット、メモ用紙、ダイレクトメール、紙袋などの雑紙も回収する自治体は、約半数に及んでいる。

