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【航空ファン必見】個性派機種、相次ぎ引退 JALのMD−87とANAのA321 (1/2ページ)
日本航空(JAL)のマクドネル・ダグラスMD−87型機が3月末、ラストフライトを迎える。2月末には全日空(ANA)のエアバスA321型機が引退した。両機種とも導入機数も少なく、脇役的な存在だったが、“ワケあり空港”で就航するなどローカル路線を中心に活躍した。両社は経費削減や効率化のため機種数を絞り込む再編作業を進めており、両機は惜しまれながらも、ひっそりと姿を消していく。
T字型の尾翼
MD−87型機は、エンジンが機体後部に設置され、T字型の尾翼が個性的なMD−80シリーズの1機種。そのルーツは米ダグラス社(現ボーイング)が開発したDC−9型機だ。日本エアシステム(JAS)が8機導入。統合後、JALに引き継がれた。初就航は昭和63年6月で、就航20年を迎える目前だった。
MD−81型機の胴体を約5メートル短縮した全長39・8メートルの小型機。JAL整備本部の山岸利幸・品質保証部長(51)は、今回引退する機体の納入時、整備士として検査を担当した。「後部胴体の絞り込みがきつく、お尻がきゅっと上がっている感じ」。故障は少ないが、微調整も必要だった。苦労した分、愛着は強いという。
ローカル線で活躍
JALの横山省市機長(58)は「エンジンや翼がMD−81と同じなので、軽い分、加速や上昇性能が良い。大型機からみればスポーツカーだ」と性能をたたえる。
素早く高い位置に上昇できるので、騒音規制の厳しい伊丹空港のジェット化に対応できた。また、厳しい条件が重なる旧北九州空港就航でも小回りの利く性能が発揮された。三方を山で囲まれ、高圧線などの障害物もあり、滑走路は短い1600メートル。横山機長らは就航プロジェクトチームをつくり、離着陸の技術的問題や操縦士の訓練方法を検討した。
また、滑走路の短い地方空港でも活躍。横山機長は「離島では波や風で船が出ないことがある。地味なローカル線が地域の生活を支えた」と自負している。














