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【大阪 食の誘惑】ソムリエ さらに進化する料理と酒 (1/2ページ)

2008.3.23 14:31
このニュースのトピックス関西ういーくえんど
リーガロイヤルホテルのグランメゾン「レストランシャンボール」でワインをサーブする岡昌治さん=大阪市北区リーガロイヤルホテルのグランメゾン「レストランシャンボール」でワインをサーブする岡昌治さん=大阪市北区

 リーガロイヤルホテルのマスターソムリエ、岡昌治さん(54)は日本ソムリエ協会が認めるマスターソムリエであり、日本を代表するソムリエのひとり。食通としても知られており、おいしい料理には必ずそれに合う酒があると、フランス料理やワインに限らず、さまざまな料理や酒と向き合う。

 「食べることも飲むことも基本は同じ、味わうこと。人はそれを楽しみ、また、他人を楽しませるために努力してきた。その努力は料理にとどまらず、料理とともに提供される酒にも生きている」と岡さんはいう。

 たとえば、岡さんの気に入っている店のひとつが黒門市場にあるくしかつの店「六覺燈(ろくかくてい)」だ。ここには常時600種類のワインがそろっており、オリジナルのくしかつとさまざまなワインの組み合わせを楽しむことができる。岡さんは「かつて庶民の代表的な食べ物だったくしかつが進化して、今の変わりくしかつになったが、提供される酒は以前のままで、どの店も似たようなものだった」と話す。「六覺燈」は、そこにワインを合わせ、くしかつの魅力をさらに高めた。

 地下鉄大国町駅の近くにある立ち飲みの店「エノキ屋」もそうした店のひとつ。「エノキ屋」は、もともと酒屋の立ち飲みとして始まったが、手を加えた肴(さかな)を提供し人気となった。岡さんは「4代目の現主人になって料理のメニューも増え、ホームページで毎日のメニューを紹介したり、酒の品ぞろえも独自性を出すなど、サービスの質が変わってきた」と話し、現「エノキ屋」に進化した立ち飲み屋の姿をみるという。

 また、福島にある岡さんのなじみの洋食屋「YOKOO(ヨコオ)」は、2代目のシェフがソムリエの資格を持ち、ワイン庫を設けてワインに力を入れるなどフレンチ洋食屋として進化。「夜はア・ラ・カルトが充実して本格的な料理を出している。それでも仕上げにカツサンドが注文できるなど、懐かしい洋食屋の良さも生きているところがいい」と岡さんは話す。

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リーガロイヤルホテルのグランメゾン「レストランシャンボール」でワインをサーブする岡昌治さん=大阪市北区
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