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【きのうきょう】生活メモ
新潟市 佐藤妙子 56歳
友達や周囲の知人に、文章を書くのが苦手という人が少なくない。かつては私も、本は読むけれど書くことには尻込みしていた一人だ。それが一変したのは家計簿ならぬ生活メモを毎日つづるようになってから。
筆記用具と紙を枕元に置き、忘れることのないよう工夫した。まるで筆まめでなかった私が、義務的に記すにつけ、書かずにはいられなくなったのが不思議である。もともと国語は好きで得意なほうだったのが功を奏したのかもしれない。家計簿というと事細かにつける作業があり、日記というと詩をいささか意識して気取って書かねばならない気がして現在どちらにも縁がない。
ふと思いついて新聞や雑誌に投稿したことが幾度かある。常連でない私が採用されたときはうれしく、全国紙の投稿紙面に活字が載る感動を知った。
政治・経済・科学などは分からないが、ほんの日常茶飯事のエピソードをつづることはそう難儀ではない。うまく書こう、気取って難解な熟語を並べようとはさらさら思わない。身のほどを知り、分かりやすい内容をと心がけるだけだ。
書くことは読むことにも増して脳の活性化に優れている。老化防止のためにも書き続けたい。
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