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【循環生活のすすめ】(10)「六町エコプチテラス」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
■市民菜園で「顔の見える関係」に
秋葉原から、つくばエクスプレスで約15分のところにある六町駅(東京都足立区)。駅周辺は大規模再開発事業の途上にあるため、新しい商業施設が点在しているものの、人通りは少ない。けれども、一筋道を入ると並木が連なる古い町並みが顔をのぞかせる。そんな住宅街の一角に平成14年、市民菜園「六町エコプチテラス」は誕生した。以来、地域の人々の環境活動の拠点として機能してきた。
バブルが崩壊し、開発がストップした空き地では、雑草が生い茂り、ゴミも投棄される。そうした約700坪の区画整理事業用地を、「足元から地球環境を考える」というコンセプトで、NPO「足立グリーンプロジェクト」=平田裕之代表(34)=が、区と共同で市民菜園として活用。現在では地元住民を中心に約45世帯が利用し、年間平均9000人が訪れる名所だ。
菜園入り口には、キウイ棚の空間が広がっており、夏にはアスファルトの道路から棚下に足を踏み入れたとたん、体感温度が下がるのを実感できる。屋上緑化より低コストで、「食べられる屋根」でもある27本のキウイは昨年、約1万個もの実をつけた。

