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道具、コツは不要 手打ちパスタに挑戦 (1/2ページ)

2008.3.9 11:34
このニュースのトピックス食・グルメ
イタリア料理店「スペッキオ」(東京都新宿区)のシェフ、百瀬孝治さんイタリア料理店「スペッキオ」(東京都新宿区)のシェフ、百瀬孝治さん

 イタリア料理を代表するパスタ。今や日本の食卓の定番となっているが、家庭でパスタを手作りしている人は多くないだろう。イタリア料理店「スペッキオ」(東京都新宿区)のシェフ、百瀬幸治さんは、パスタの簡単レシピを『新パスタ宣言』(ポプラ社)にまとめた。「手打ちパスタは、おにぎりのように人の手のぬくもりを感じます」と百瀬さん。特別な材料も道具もコツも不要、という手軽さだ。(榊聡美)

 12日に発売予定の『新パスタ宣言』に紹介されているのは、なじみ深いスパゲティに近いロングパスタから、小さな貝殻のような形のものまで、長さも形もさまざまな7種類。「先輩たちがスパゲティでイタリア料理を日本に広めた。今度は自分たちが手打ちパスタを伝え、もっと身近なものにしてゆけたら」。このレシピ本には、そんな百瀬さんの思いが込められている。

 28歳から3年間、修業のためにイタリアに渡った百瀬さんが魅了されたのが、近所に住むおばあちゃんが、しわの刻まれた手を粉だらけにして作ってくれた手打ちパスタだった。「食べると日本を思い出した。おにぎりと同じ“ぬくもり”を感じる。手から愛情が伝わるんです」と振り返る。

 マスターしたいとレシピを聞こうにも、「おばあちゃん専用のコップがないと作れないんです(笑)。僕もそれを借りましたよ」。

 著書にあるのは、おばあちゃん直伝の“余計な力のいらない”レシピだ。基本生地(2人分)の作り方は次のとおり。

 〔1〕ボウルに強力粉2カップ(200グラム)を入れて山を作る。中央に穴をあけ、塩小さじ1、水1/2カップ、オリーブ油大さじ1を入れる。穴の周囲を崩しながら混ぜ、粉っけがなくなるまでまとめる。

 〔2〕まな板の上に移し、こねる。向こう側にのばして手前にたたむという作業を繰り返す。

 〔3〕丸めてラップに包み2時間から一晩休ませる。

 基本生地を作れば、後は細かく切ってのばしたり、ねじったりするだけでバリエーションをつけることができる。粉はふるわなくていいし、パスタマシンも不要。「コツもいらない」という。

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イタリア料理店「スペッキオ」(東京都新宿区)のシェフ、百瀬孝治さん
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