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【いきいき】マナーは思いやる気持ち 紳士淑女教育家・上月マリアさん (1/2ページ)

2008.3.3 08:19
このニュースのトピックスダイエット・エステ
上月マリアさん上月マリアさん

 世界に通用するマナーの習得と国際人の育成を目指す「プロトコール&マナーズアカデミー」の校長を務める。プロトコールとは世界の王室や国際交流の場における正式なマナーのこと。政治家や企業経営者から雑誌編集長、役員秘書、OLまで受講生は幅広い。平成4年に開校して以来、のべ1万5000人に教えてきた。

 現代の日本では家庭でも学校でもマナーを学ぶ機会はほとんどない。しかし、仕事での接待やパーティー、海外旅行先のレストランなど不慣れな場で困った経験のある人は少なくないだろう。

 「マナーは形式のことではない」という。まず茶道や華道、伝統芸能など日本人としての教養から始まり、外国の国歌や国旗、宗教と歴史を知る。そのうえで、国や立場、シーン別のあいさつや姿勢、歩き方、発声などの所作、装身具の色や種類のルール、和洋中のテーブルマナーなど具体的な振る舞い方に至る。

 「マナーは自分が恥をかかないために覚えるものではなく、相手を思いやり、合わせるためのもの。自然への感謝の気持ちと他人への思いやりを常に持ち続ける高い志がなければ、どんなシーンでも対応できる本物のマナーは身に付かないものです」 

 生家では礼儀作法を徹底的にたたき込まれた。両親に毎日、「おやすみなさい」と正座し三つ指ついてあいさつ。小学3年の時、自宅の廊下を嫌々ふいていたら、祖母から「そんな心で廊下をふいたらあなたの嫌だと思う気持ちが廊下に残る。どんなことも楽しい気持ちでやるのがレディーのたしなみ」と叱られた。子供のころは両親がなぜそこまで厳しいのか分からず、反発したこともあったという。

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