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【大阪 食の誘惑】食文化つなぐインポーター (1/2ページ)
このニュースのトピックス:関西ういーくえんど
食のグローバル化が進む今日、海外から食品を輸入する仕事は日本人の食を支える重要な役割を担う。そんな輸入業者(インポーター)のひとり、大阪府豊中市にある「ヴァイアンドカンパニー」の代表、唄淳二(ばい・しゅんじ)さんは、オーストラリアのワインや食材を扱って十数年になる。
唄さんの強みは、オーストラリア各地のワイナリーで働いた経験をもつこと。ワインについて勉強する目的で訪ね歩くうちに「広大な自然と、それぞれのワイナリーがもつ固有の歴史や生産者のパワーと個性を目のあたりにして、生産者も含め味わい深いオーストラリアワインのファンになっていた」という。
近年ようやく日本でもオーストラリアワインは普及しつつあるが、唄さんが営業を始めたころはそれほど知られていなかった。そうした中で「ワインに関する知識だけでなく、現地で自分が体験したすべてを伝えたい」という思いから、地元大阪をはじめ関西の料理人の間を話してまわった。ときには酒を飲み交わし、時間をかけて信頼関係を築き、多くの料理人ときずなを深めてきたことも唄さんの強みになっている。
「生産者も料理人も、食べるものを作るという意味では一緒。その思いに共通する部分は多い。料理人とお付き合いさせていただくなかで、料理の知識も得られたし、自分の役割も明確になった」と唄さん。「良い商品を紹介するのはもちろんだが、その作り手の思いをきちんと届けること。オーストラリアではどのように作られ、生産者はどんな思いを込めているか、日本にいてはわからない商品の背景を伝えることで、商品の良さがさらにいきる」という。

