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【鉄道ファン必見】消えるブルトレ、スピード化の流れに逆らえず…老戦士たちが間もなく引退 (1/2ページ)
ブルートレイン(ブルトレ)の愛称で親しまれてきた寝台列車が3月14日、関西から相次いで姿を消す。新幹線、航空機に加えて高速バスに時間、料金の面で押され続けているのが原因だ。国鉄時代、全国の主要路線を走ったブルトレは30本。しかし今春のダイヤ改正で急行「銀河」(大阪−東京)と特急「なは・あかつき」(京都−熊本・長崎)が消え、関西発着の定期列車は「日本海」(大阪−青森)1往復だけとなり、東京、上野両駅発着も計4本を残すのみ。交通機関の進化に取り残されたブルトレの「ゆとり」や「癒やし」を探った。(藤浦淳、小野木康雄)
お向かいさん
JR東海道線の夜の主役・急行銀河。午後10時16分、電気機関車EF65に牽引(けんいん)されて大阪駅10番ホームにゆっくりと入線した。
カメラを構えていたある男性は3歳ほどの男の子を連れて乗車。「息子と2人で銀河にお別れしようと明朝、東京でちょっとした仕事を入れ、すぐ大阪へ帰る計画にしたんです」と話した。
静かな車内。切符を見ながらたどり着いた、2段ベッドが向かい合うB寝台では、お向かいさんがすでに手慣れた様子でベッドメーク中だ。
あいさつを交わすとすぐに話が弾んだ。茨城県へ出張するという、木材劣化診断士の田中康則さん。朝の新幹線で行けば仕事にかかれるのは早くて昼だが、朝6時半すぎに東京駅に着く銀河だと、9時には始められるのが魅力だという。
「便利な銀河がなくなるのは、利用者としてもファンとしても残念です」。寝ている乗客をはばかって声をひそめつつ、ほんのひととき鉄道談義に花を咲かせながら、ブルトレの旅の極意はお向かいさんと仲良くなることだと悟った。
レトロ
京都駅で出発を待つ特急なは・あかつき。牽引する機関車EF66は古ぼけていたが、特別急行だけに許されたヘッドマークが誇らしげだ。
ホームではカメラを構えていた大阪市の会社員、山崎雅史さんは撮影が好きな“撮り鉄”。国鉄時代の古い車両が好きで、この日は37度台後半の熱をおしてカメラを構えていた。















