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【こうして生まれた ヒット商品の舞台裏】桜「つくし飴」 (1/2ページ)
■採集は各地のお年寄り
春の風物詩、ツクシ。そのツクシに含まれるフラボノイド類や不飽和脂肪酸、コハク酸などが、アレルギー症状を和らげる働きがあるとして開発された、株式会社桜の「つくし飴(あめ)」が、花粉症に悩む人々に好評だ。
10年前、日大文理学部の島方洸一学部長が趣味の山菜狩りで採ったツクシを調理したところ、花粉症の症状が緩和されたことから、日大で研究を開始。漢方薬メーカー「池田薬草」(本社・徳島県三好市)が協力し、2年前に商品化に成功した。1粒約100円と高価ながら、インターネット通販で発売開始したところ、1カ月で40万粒を完売したヒット商品だ。
最も苦労したのが、原料となるツクシの確保。当初は池田薬草の社員らが、知り合いの山の所有者に依頼して確保したが、商品にして販売するには絶対量が足りない。
そこで関連会社の新規事業部にいた戸村憲人さん(32)=現・桜社長=に白羽の矢が立ち、「ツクシを探せ」という“特命”が与えられた。
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